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四猫亭の幽霊:14話目~魔猫、攫われる

更新日:6月13日

 

 前回のあらすじ

 

 黒頭巾の兵士たちの襲撃を何とか退けました。〈カゲガクレ〉さんが軽傷を負ったものの、食料を食べたりして回復しないので心配余ってプンスカなフィーダさま。

 その所為で馬車に轢かれてしまい、不名誉な初ダメージを負いました。おいたわしや。

〈カゲガクレ〉さんが釣った魚を干したものをもぐもぐし、機嫌を取り戻したところ、思わぬ人物に出くわします。



◇できごと6 🎲32 闘技場  


◆◆◆◆+◆


 ご機嫌なフィーダが通りがかったのは、闘技場の前だった。次の試合は人気の5人制のバトルロイヤル形式で行われる予定だったが、一人が欠場となってしまい、飛び入りでの参加者を募っている。どうやら、怪力の余り、会場や備品を壊しまくるので、出禁扱いになってしまったらしい。フィーダはやれやれ、と尻尾を揺らした。
『野蛮な場所ですわ……上品なわたくしには縁のない……』
「おぉ、我が女神! 奇遇だな!」
『その声は……!』
 フィーダが嫌な予感を覚えながら振り返ると、評議員の一人であり、先日戦った〈鋼のアイゼル〉卿が満面の笑みで手を振り、大股でフィーダの方へ歩み寄ってきている所だった。
『わたくし、所用を思い出しましたの、ごめん遊ばせ!』
 フィーダは尻尾を膨らませ、ジリジリと後ずさる。この油断ならぬ男には、背中を見せるのも危ない気がする。
「いや何、我が女神なら片手間で終わる筈だから心配要らない。その上、試合が大いに盛り上がるぞ。すぐに手配を!」
 〈鋼のアイゼル〉がパンと手を鳴らすと、いつの間にやら配下たちが現れ、二重三重の列になってフィーダの背後を半円状に取り囲んだ。流石に押しのけて通るには時間がかかりそうだ。
『犬どものみならず、わたくしの話を聞かない者ばかり!!』
 前方は〈アイゼル〉のみだ。ならば、とサッと傍を通り抜けようとしたが、それを〈アイゼル〉が見逃す筈もなく。がっしりと肩を組まれてしまった。闘技場の元チャンピオンだけあって力が強いこと。〈カゲガクレ〉に助けを求めようと、辺りを見回すが見当たらない。
『〈カゲガクレ〉! 名の通りに隠れてないで出てきなさい! 主の危機ですわよ!!』
「女神よ、生憎と欠場者は一人でな。貴女が来てくれれば問題ない。従者は待たせておくといい。さぁ、試合を始めようじゃないか!」
『いやー! 〈カゲガクレ〉~~!!』
「……私は目立つ訳にはいかない。がんばれ、フィーダ」
 人攫い、いや猫攫いの現場を、〈カゲガクレ〉は物陰から見守り、そっと応援をした。

◆◆◆◆+◆


 ほんとはアイゼルさん出てこないできごとなんですけど、闘技場だし良いかなと思って!(〈鋼のアイゼル〉さん大好きマン)

 フィーダさまは出ない気満々でしたが、攫われてしまいましたので、戦闘だーッ!

 出場キャラクターは1人のため、〈カゲガクレ〉さんは応援席です。そして、バトルロイヤル(乱戦)ながら、他4人の剣闘士は一斉に主人公側を攻撃してきます。

 生き残れるか、フィーダさま! 




◆1ラウンド 

 フィーダ 攻撃 【目も当てられぬ激怒】 成功(クリティカル扱い)成功 

  器用点4⇒3 剣闘士4⇒2

      防御 2回成功


◆2ラウンド 

 フィーダ 攻撃 成功 剣闘士2⇒1

      防御 成功


◆3ラウンド 

 フィーダ 攻撃 成功 


 全員倒したので優勝!!



◆◆◆◆+◆


 本来なら五人制のバトルロイヤル形式の試合であるのだが、飛び入り参加してきたのは何と大きな猫(魔猫ですわよ! とフィーダが訂正すると、「猫が喋ったァアアア!」と会場は更にどよめいた)、しかも元チャンピオン〈鋼のアイゼル〉卿に勝った事もあるという先ぶれのフィーダであるから、それはそれは警戒された。最初から手強い相手だと認識されており、他の四人は申し合わせたかのように揃ってフィーダに襲い掛かってくるではないか。
『〈アイゼル〉、恨みますわよ~!!』
 怒り心頭のフィーダは、初手で暴れ回る。一気に二人を倒すと、観客がわぁっと歓声を上げる。上客用の席で、〈鋼のアイゼル〉卿が、まるで「流石は俺の女神」とでも言いたげに腕を組み、いい笑顔をしているのが本当に憎らしいったら!
 闘技場は広く、そして障害物も無い場所である。フィーダにとっては戦いやすい場所ではあった。ひらり、ひらりと攻撃を躱すと、また会場が沸く。……少しばかり外野がうるさ過ぎて集中を欠きそうではあったが、残すは二人。
『元チャンピオンもそこまででは無かったですし、ここのレベルはこの程度なのかしら?』
「何を……甘く見るなよ!」
「〈鋼のアイゼル〉卿を侮辱するな!」
 少し煽ってみると、剣闘士たちは簡単に激高した。勢いは増したが、大振りになって隙の多い攻撃を躱して確実に一撃、二撃。野蛮なことはお断りながら、フィーダには情報収集より容易いことだった。
 闘技場の真ん中に最後まで立っていたのは、勿論フィーダだった。
「勝者は、『銀月のフィーダ』だァ!!!!!!」

――ワアアアアアアアアアア!!!
――銀月のフィーダ、最高ーッ!!

 観客の拍手喝采と大歓声がフィーダを包む。……崇められるのはまぁ、悪くない気分だ。
「おぉ、銀月の女神よ。此度の戦いも神々しかった。やはり貴女は戦っている姿が似合う」
 表彰台には〈鋼のアイゼル〉も来ており、惜しみなくフィーダへの賛辞を贈る。元チャンピオンが故郷に帰ってきたようなものなのだから、観客たちの興奮は一層高まった。
『いや、ですから、わたくしは野蛮な事は好みませんのよ』
 フィーダが眉間に皺を寄せて威嚇するのも気にせず、〈鋼のアイゼル〉はニッコリと笑顔のままだ。どうすればこの男に話を聞いてもらえるのだろう?
「聞け、皆の者! 戦いをこよなく愛する者たちよ! この愛らしく美しくもまこと強き獣『銀月のフィーダ』と、私『鋼のアイゼル』は〈四猫亭〉にて模擬決闘を行う! 詳細は後日! 愉しみに待っていてくれ!」
 〈鋼のアイゼル〉の大音声が、先程の戦いで沸き立つ闘技場に響き渡る。ややあって、地響きを伴うような大・大歓声が、闘技場に轟いた。元チャンピオンの戦いがまた見れるのだ! しかも先程、見事な戦いを見せた大猫と! これが興奮せずに、期待せずにいられようか!
『はぁ!? ちょっと貴方、何勝手に宣言してらっしゃるの!?』
「がっはっは!」
『笑って誤魔化さないで!』
 唸るフィーダを気にもせず、〈鋼のアイゼル〉は賞金だと言って金貨の入った袋を渡してさっさと去っていく。袋はいつの間にか現れた〈カゲガクレ〉が静かに受け取った。重みのみで、中身を言い当てる。
「……金貨30枚。なかなか稼いだな」
『〈カゲガクレ〉! 貴女どこに潜んでいましたの!』
「傍に。踊り以外で注目を浴びるのは避けたかったのでな。……良い戦いだったぞ」
 グッと親指を立てる〈カゲガクレ〉に、フィーダは大きなため息を吐いた。
『野蛮な事で褒められても嬉しくありませんわ……。はぁー。もうこうなったら、模擬決闘とやらで、腹いせに〈アイゼル〉をこてんぱんにするしかありませんわね……!』
「それは見物だ」
 こてんぱんにしたらしたで、何だか更に好かれそうだなとは思ったが、口にはしない〈カゲガクレ〉であった。

◆◆◆◆+◆


 フィーダさまはノーダメージなのにお疲れモードですが、天狗ろむは書いてて大変楽しかったです☺️

 実はここで勝っておくと、〈鋼のアイゼル〉さんの票をもぎ取りに行く時に少し有利になります。フィーダさまは既に票もぎ取ってるので、スルーでも良かったんですが!

 ちなみにこのできごと描写の冒頭の「怪力故に出禁になった剣闘士」は主人公としていずれ出て来る……かも!


 さてさて、お次のできごともどうやら野蛮なことの気配で……?




◇できごと7 出目🎲66 勇猛なるレーヴェ  


 

◆◆◆◆+◆


 朝から馬車に跳ね飛ばされ、話すだけでパワーを吸い取られるかのような<鋼のアイゼル>に攫われた挙句に闘技場で戦う羽目になり、心身ともに疲れ果てたフィーダが宿に戻りたがったので、二人は早めに帰った。襲撃で壊された扉を早くも修繕していた〈四猫亭〉では、先程戦った剣闘士のような印象の、獅子の如き顔をした獣人の男が泊まりに来ていた。思わず顔を顰めてしまうフィーダを見て、男は興味深そうにフィーダに話しかけて来る。
「私の顔に何か? 毛並みの美しいお嬢さん」
『あら……気を悪くしたなら御免なさいね。今日はどうも、貴方のような屈強な方とご縁があるなと思っただけですわ』
「おや。自分以外にも、貴女の宝石のような瞳に適う者がいたとは驚きだ」
 同じ猫科同士だからなのか、獅子の男……レーヴェと名乗った彼の洗練された物腰のお陰か、フィーダとレーヴェの会話は弾んだ。フィーダはポロメイア(の一部であるコビット村)出身で、レーヴェはポロメイアの首都で要職に就いている……と共通の話題もあったからかもしれない。フィーダがこの〈四猫亭〉に来ることになったいきさつや、今日の出来事を掻い摘んで話すと、レーヴェは目じりを下げて労わりの視線を投げかけた。
「災難続きであったようだ。大変でしたでしょう」
『まぁ、済んでみれば大した事では御座いませんでしたわ。わたくしにかかれば!』
 フフン、と胸を張るフィーダを、目を細めて見つめたレーヴェは、そっと手を差し出した。
「……貴女のような気高く強い方であれば、我がポロメイアには必要不可欠だ。どうですか、私と共に首都まで来て頂けませんか」
『……猫は気ままなものですの。次にどこに行くかはその時の気分次第ですわ』
「でしょうな。……では、こういう時は決闘で決めましょう。私が勝てば一緒にポロメイアに帰るのです」
『……一瞬でも素敵な殿方と思ったのが間違いでしたわ。やっぱり聞く耳を持たない者ばかり!』
 かみさま故だからだろうか、引く手数多というやつか。
 〈カゲガクレ〉はもう舞台にいて、〈メイシア〉の奏でる音楽で歌と踊りを始めてしまっている。踊っている時の〈カゲガクレ〉は、普段のどこか翳りある表情が消え去って、心の底から楽し気に音楽に身を委ね、〈メイシア〉の旋律に合わせてステップを踏んでいる。それを邪魔するのは、かみさまであっても何だか憚られた。今日は厄日かしら、と溜息を吐きながら、受けて立ちましょう、と立ち上がる。
『でもこの決闘、わたくしに旨味がありませんわ』
 フィーダが負けたら(負ける気はヒゲの先程もないが)、次の行先はポロメイア。勝った場合は? とフィーダが首を傾げると、カウンターの奥で様子を見守っていた〈ウッタ〉が、二人にだけ聞こえるように静かに告げる。
「嗚呼、それなら……いずれ、この街の評議員が減ってしまうかもしれない。次の評議員をねじ込む機会が来るかもしれないの。だから……」
「成程ね。元はこの街出身だ。皆まで言わずとも分かったよ。私はそれでいい。フィーダ嬢は如何かな?」
『まぁ、〈ウッタ〉や〈四猫亭〉の為になるのなら、構いませんわ。……手加減はしませんわよ』
「望むところだ。先攻は……レディーファーストだ、お譲りしよう」
「あら、ありがとう。それを後悔することにならないと良いですわね」
 こうして静かに、猫科二人の決闘が始まった。


◆◆◆◆+◆


 すみません、レーヴェさんも大好きな雰囲気だったのでかなり盛りました。

 (癖に忠実なオタク)


 いやだって獅子獣人さんですよ!? しかも文武両道っぽいし!!


 しかし、気づいたらフィーダさまをナンパしてました(?)

「四猫亭の幽霊」を遊んでる時点で、まだポロメイア情報が天狗ろむの手元に無かったのですが、ポロメイアは結構大変そうな土地でして……(最近配信されたd66シナリオ「蛇禍の悪魔」の舞台です。「蛇禍の悪魔」もはちゃめちゃ楽しかったのでいずれリプレイ書きます。フィーダさまに実は縁ある方々が登場です)

 頼もしい相手はなんぼでも欲しがるでしょう、というような意味合いですからね!?

 でも〈鋼のアイゼル〉さんより、フィーダさまが嫌がってない印象です。猫科同士だからかな!(※天狗ろむは〈鋼のアイゼル〉さんも〈勇猛なるレーヴェ〉さんも大好きです。あと犬獣人スキロスさんもね!! あれ、スキロスさんってもしかしてコボルト??)


 などと実はそんな浮かれたことを言ってる場合じゃなかったりします。

 レーヴェさん、出目66だけあって、何とレベル6。攻撃ロールでファンブルするとカウンター攻撃をされ、ダメージも受けちゃいます。

 戦闘ではノーダメージのフィーダさま、御しきれるか!?



◆1ラウンド 

フィーダ 攻撃 クリティカル!⇒成功 レーヴェ6→4

     防御 失敗  【素早い反射】⇒失敗 器用点3⇒2 生命点4⇒3


◆2ラウンド 

 フィーダ 攻撃 成功 レーヴェ4⇒3 


 半分以下になったので戦闘終了



 良かったァー!!

 流石のフィーダさまも一撃は受けてしまいましたが、レベル6に対してこの奮戦は流石というべきでしょう。割と戦闘だとクリティカルを出してくれるので頼もしいこと!

 次の行先がポロメイア確定ではなくなりましたが……?



◆◆◆◆+◆


 レーヴェがお先にどうぞ、と軽く礼をする。お言葉に甘えて、とフィーダが先に動いた。素早く一撃、二撃。思いの他速い攻撃だったのか、レーヴェの反応がやや遅れ、上等そうな上着が切り裂かれる。獅子の男は少し笑みを浮かべると、拳を振るった。
『なんの……!』
 一旦身を低くして避けたフィーダだったが、追撃を躱しきれずに拳を受ける。戦いで感じる鈍い痛みは、久々だった。馬車に引かれた事はカウントしない。あれは事故だからだ。
『やりますわね……』
「貴女こそ」
 互いに称え合いつつ、次で決める、とぶつかり合う。フィーダの爪がレーヴェの上着をまた切り裂き、布の切れ端が宙を舞う。
「……降参だ。私の負けだ」
 レーヴェはどこか清々しそうに笑いながら、ボロボロになってしまった上着を脱いだ。脱がなくても分かる程に良い体躯をしていたが、脱ぐと筋骨隆々なのが更に際立つ。
『……上着、ごめんなさいね。似合っていたのに』
「こんな心沸き立つ決闘が出来たんだ、これくらい構わないさ。貴女も怪我が酷くならないと良いが。では、私は何かあれば、〈四猫亭〉の味方として駆けつけるとしよう」
 それでは、失礼する。そう丁寧に言って自分の部屋に戻るレーヴェの背中に、フィーダはそっと声を掛ける。
『……勇猛なるレーヴェ。〈四猫亭〉が新たな評議員を必要とするまで、暫く時間はありますわ。その間であれば、その……ポロメイアに、少しばかり行ってみても宜しくてよ?』
「はは、楽しみに待っている」
 振り返らずに手だけひらりと振って、レーヴェは宿の二階に上っていった。
 それを眺めながら、フィーダは彼の拳に打たれた箇所をぺろりと舐める。フィーダの怪我が打ち身で済んだのは、彼の本当の武器である「爪」を引っ込めたままだからに違いなかった。一方のフィーダも、急所は狙わずにいたのだが。そうでなければ、流血騒ぎになっていたことであろう。
『うーん……まぁ悪くない殿方ですわね』
「結婚式には呼んでくれ」
『なっ、〈カゲガクレ〉いつの間に!? そういうのではなくてよ!?』
 スッ……と〈カゲガクレ〉が音もなく背後に立っていた。今は休憩中らしく、カウンターの席に座る。いやしかし、どう見たらそうなるのだ。ぺしぺしと肉球でパンチしてみせるが、〈カゲガクレ〉はこくりと頷いただけだった。分かってない気がする。
 フィーダとレーヴェの様子を、給仕しながら気にしていた〈ユッサ〉も、嬉々とした顔で素早く寄ってくる。
「なになに、恋の話? 聞かせて聞かせて~!」
「じゃあ、恋物語を題材にした戯曲でも弾こうか」
 同じく休憩の為にカウンター席にいた〈メイシア〉が、〈カゲガクレ〉から耳打ちされ、状況を把握すると、楽し気に微笑んで洋琵琶を爪弾く。それに耳を傾けながら、〈ウッタ〉が慣れた様子でカクテルを四人分用意して、フィーダにはミルクの入ったボウルを差し出した。自分用のグラスを持つと、フィーダ用のボウルに軽くキン、と当てる。
「なら私は、未来の評議員と奥方殿に乾杯しようかしら」
『〈ユッサ〉、〈メイシア〉、〈ウッタ〉! 連携してからかわないで!』
 プンスカとお怒りのフィーダを囲んで、くすくすと笑い合う四人の〈猫〉たち。そんな楽しそうな四人を見て、フィーダもその内に怒りと恥ずかしさを忘れて、笑っていた。
 ここ最近はずっと、〈四猫亭〉の存続の為にそれぞれ働きづめで、なかなかこうして集う機会がなかった。もうすぐ評議会が始まる。〈四猫亭〉が潰されたら、こんな楽しくてくだらなくて、本当に幸せなやりとりすら出来なくなるかもしれないのだ。
「……もうひと踏ん張りよ、みんな。頼むわね」
「分かってるわ、〈ウッタ〉」
「……嗚呼」
「大丈夫さ、私たちなら。頼もしい〈幽霊〉もいる」
 〈ウッタ〉がまずは「猫」たちを見やり、〈ユッサ〉、〈カゲガクレ〉、〈メイシア〉が答える。最後に四人の猫の全員が、フィーダを見やった。
『えぇ。幽霊であり、かみさまでもあるわたくしがついていますわ、安心なさい』
 胸を張るフィーダに、四人の猫はまた微笑んだ。


◆◆◆◆+◆


 満更でもないフィーダさまですが、皆が言ってるのは冗談ですからね!?

 フィーダさまは皆のフィーダさまなので……(?)

 いやしかし、女性四人……いや五人だと、会話が華やかで楽しいですね! ついつい〈四猫亭〉メンバー全員で会話させてしまいます。


 さて、次は最終前イベント……なのですが、実は残っている方のクリア条件を達成しておらず、票獲得ならず、なのです。

 なのでそこは泣く泣く割愛して、最終イベントに進みます。とうとう……!!

 最後の評議員さんもなかなか癖つよめにしちゃった結果、書いてて楽しい方になりました。……次回をお楽しみに!

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